告知義務のない修理である板金修理について、見抜き方をまとめたサイト『板金修理の見抜き方』

●●●主な修理跡●●●

【塗装】

部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェックし比べてみましょう。
ただしエンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時からボディーの外装とは
塗色が異なってることもあります。
ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が
広がらないようにするためのカバー)を留めた跡が残ってないかチェックします。
塗装表面を指や爪で滑らせて、引っかかるような段差があれば、
何らかの理由でそこだけ板金修理されています。
外から見えない部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要があります

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【取り付けネジ】

ボルトやナットで固定している車体まわりの部品を交換する時には工具を使いますので、
ネジの頭の塗装が剥がれていたり、そこだけピカピカ、角がくずれているなど、
ネジを回した跡がないかチェックします。
ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できますがが、無塗装ネジの場合は
判断しにくいかもしれません。
傷や錆に注意して近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと比較しましょう。

【溶接とシーラー】

修理、交換で溶接している部分は、熱を加えているため錆が発生しやすくなります。
特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きがないか注意しましょう。
鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理、交換で
再溶接したなら塗り直すことになるので、不自然に見えます。
爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかいようなら、新しいシーラーを
盛っていると考えられます。
シーラーは、盛り上がっていたり窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、
鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っています。
不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみます。
スポット溶接の跡(鉄板の接合部に小さな丸い窪み)は、修理工場で
スポットを打ち直している場合は、直径が5mm以下(新車時は5mm以上が普通)、
窪みが深い、複数のくぼみが並んでいるなど、
新車組み立て時の状態とは異なる特徴があります。
電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、修理の際にアーク溶接
していることがありますので、新車時にはあるはずのスポット溶接の窪みが
なくなっていることもあります。

【立て付け】

外板パネルなどを修理、交換すると、組み付ける際に隙間がずれてしまうことがあります。
隣接するパネルの隙間の幅が均等になっていなければ、修理交換している可能性ありです。
バンパーなどはたとえ修理、交換していなくても、ぶつけたり、押されたりの衝撃で
ずれることもあります。
たとえ板金修理していなくても、隙間が均等でないのならばなんらかの
ダメージを受けているかもしれません。