告知義務のない修理である板金修理について、見抜き方をまとめたサイト『板金修理の見抜き方』

●●●板金修理を見抜く●●●

【修復歴がなくとも】

たとえ事故にあった車でも、大きな事故でなければ修復歴が付かなかった可能性もあります。
ちょっとしたすり傷やへこみだけならまだしも、
鉄板1枚取り換えてるような修理なら、事前に知っておかないと不安です。
ここではそのような場合の見抜き方を説明します。

隙間の幅と色調

外装部品の立て付けを見る時は、隣接しているフェンダー、ヘッドライト、
ボンネット、ドア、ピラーなどの隙間をチェックします。
それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを受けてずれたか、
板金修理あるいは交換して位置が狂った可能性があります。
隙間を境に、隣り合うパネルの色調も比べてみよう。修理や交換で板金塗装していると、
色艶が違って見えることがあります。


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【角度を変える】

車体まわりは、見る角度を変えながらチェックしましょう。
少し離れて観察すると、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの
狂いなども判断しやすいです。
表面を斜め方向から透かして見ると、見落としがちな浅くて広いへこみ、
しわなども浮かび上がってみえます。
しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡です。
部分的に色艶が違っているとかザラザラと肌荒れ状態になっている箇所なども、
板金修理された疑いがあります。

【ボンネット】

ボンネットの色が他の部分と違う、あるいは一部分だけが不自然な色になっていないか、
明るい場所でチェックしてみてください。
塗装の色がおかしい箇所があるようでしたら、なんらかの理由でそこだけ
板金修理をしてある可能性があります。
また、ボディーカラーとボンネットの色が合ってないようでしたら、
ボンネットごと交換されているかもしれません。
ボンネットの取り付けボルトに触った形跡があるかどうかチェックしましょう。
もしボンネットを交換してるようでしたら、修復歴車にはならない程度の
事故歴があるかも知れないと推測することができます。
ボンネットのチェックは 外面だけでなく、裏面側に修理跡などがないかも確認します。

 

【ドア】

ドアもボンネット同様、塗装におかしい箇所がないかを見てください。
ボンネットに比べると擦り傷やへこみ傷がつきやすいので、
ドアのほうが板金修理されていることも多いです。
次に、ドアの閉めたときのボディーとの隙間が他のドアと違わないかを見てください。
また、一枚のドアで隙間の大きさが偏ってないかもチェックしましょう。
この隙間が均等でないのなら、そこにトラブルが起きた可能性があります。
ドアパネルを交換しているのか、たてつけ調整で脱着しただけなのか、
あるいは車体に歪みがあるのか、などが考えられます。
ドアを開けた内側のサイドステップやピラーに、損傷の形跡は無いかチェックしましょう。